第3章 イスラームの 一般知識

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信者たちは、互いの愛情、慈悲、同情心において1つの肉体のようなものである。一箇所でも具合が悪ければ、体の他の全組織が熱と不眠に冒されながら彼を気遣うのだ1

信仰において最も完成された信者とは、道徳心の最も優れた者である。その中で最も優れた者は、彼らの妻に対して最もよい者である2

自分が望むことを自分の同胞に対しても望むようになるまでは、本当の信者であるとは言えない。3

慈悲深い者は最も慈悲深いお方から慈悲を恵まれる。地にあるものに慈悲深くあれ。そうすれば神があなたに慈悲深くあるだろう。4

同胞に微笑むことは施しである.5

よき言葉は施しである6

神と審判の日を信じる者は、隣人に親切であるべきである。7

神はあなたを姿形や財産から判断するのではない。あなたの心と行いを見るのである8

働く者にはその汗の乾かないうちに賃金を払いなさい9

或る男が道を歩いてる時、喉の渇きに襲われた。すると井戸を見つけたのでその中に降り、水を飲んだ。そこから出てみると、犬が乾きのために舌を出し、ハアハア言いながら泥を食べていた。男は言った。「この犬も喉が渇いているのだな。自分がそうだったように。」そして井戸の中に降りると、靴に水を満たし、それを犬の口のところに持っていって飲ませた。アッラーは彼に報奨を与え、そして彼の罪を赦した。人々は言った「預言者よ、畜獣にも報奨があるのですか?」預言者は言った。「全ての生きとし生けるものには報奨がある。」10