第3章 イスラームの 一般知識
その章を聞く
クルアーンが神によって啓示された神の御言葉そのものであると信じること。
神がクルアーンの中で約束しているように、審判の日(復活の日)は真実であり、その日の到来を信じること。
イスラームを自分の宗教として受け入れること。
神の他にいかなるものも崇めないこと。
預言者ムハンマドの語った言葉に次のようなものがある
ある男がラクダに乗って無人の荒野を旅していた。しかし、ある時そのラクダが、食料と水を背中にくくりつけたまま逃亡してしまう。男はラクダが戻ってくる希望を失い、木陰に身を横たえて死を待つ。そのような絶望的な状況にある時、突然ラクダが彼の目の前に現れる。男は端綱を捕まえ、歓喜の叫びを上げる。「ああ主よ、あなたこそ私のしもべで、私はあなたの主です!」彼の言い間違いは余りの嬉しさのためであった。神は、この男がしたような悔悟に対してほどお悦びになられることはない。3